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暗号資産(仮想通貨)に興味はあるけれど、「取引所の口座開設が面倒」「ウォレットの管理が難しそう」「ハッキングが怖い」といった理由で二の足を踏んでいる方は多いのではないでしょうか。
実は、暗号資産取引所の口座を持っていなくても、普段使い慣れている証券会社の口座(株取引)を通じて、間接的にビットコインなどの暗号資産に投資する方法があります。
それが「ビットコイントレジャリー企業」への投資です。
ビットコイントレジャリー企業とは?
ビットコイントレジャリー企業(Bitcoin Treasury Companies)とは、企業の財務戦略の一環として、保有資産の一部(または大部分)をビットコインで保有している上場企業のことです。
通常、企業は現金や短期国債などで資産を保有しますが、インフレ対策や資産価値の向上を目的として、ビットコインを財務資産として組み入れる企業が増えてきています。
これらの企業の株価は、本業の業績だけでなく、保有しているビットコインの価格変動に強く影響を受ける傾向があります。そのため、これらの企業の株を買うことは、実質的にビットコインに投資しているのと近い効果(あるいはレバレッジ効果)が期待できます。
なぜ注目されているのか
直接ビットコインを買うのと比べて、以下のようなメリットがあるため、特に暗号資産投資の未経験者にとって敷居が低くなっています。
- いつもの証券口座で買える: 新たに暗号資産取引所の口座を開設し、本人確認書類を送付するなどの手間が必要ありません。普段株取引に使っている証券口座からすぐに購入できます。
- 管理の手間・リスクがない: 自分でウォレットを作成して秘密鍵(シードフレーズ)を管理したり、送金ミスを心配したりする必要がありません。セキュリティ管理は企業が行います。
- 税制の違い: 日本では暗号資産の利益は雑所得として最大55%の税率がかかることがありますが、株式投資であれば申告分離課税(約20%)が適用されるため、税制面で有利になるケースがあります(※詳細は税理士等にご確認ください)。
日本国内の主要なビットコイントレジャリー関連企業
日本国内の証券会社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券など)の日本株口座で購入できる主な企業です。
- メタプラネット (3350)
- 「アジアのマイクロストラテジー」を標榜し、財務戦略としてビットコインの購入・保有を積極的に進めていることで有名です。株価がビットコイン価格と連動する傾向が強まっています。

- リミックスポイント (3825)
- 電力小売事業などを展開していますが、暗号資産交換業の子会社を持っていた経緯もあり、余剰資金でのビットコイン購入を発表するなど、暗号資産関連銘柄として認知されています。

- ネクソン (3659)
- オンラインゲームの大手ですが、過去に大規模なビットコイン購入を実施した実績があります。ゲーム事業が主体ですが、財務資産としてBTCを保有しています。

米国の主要なビットコイントレジャリー企業
日本国内の証券会社の米国株口座から購入可能な主な企業です。
- マイクロストラテジー (MicroStrategy / MSTR)
- 世界で最も多くのビットコインを保有する上場企業として知られています。本業はソフトウェア企業ですが、事実上の「ビットコインETF」のような存在として投資家に利用されています。

- テスラ (Tesla / TSLA)
- イーロン・マスク氏率いるEVメーカー。保有量は以前より減っていますが、依然として多額のビットコインを保有しています。

- コインベース (Coinbase / COIN)
- 全米最大の暗号資産取引所です。自社でBTCを保有しているだけでなく、事業内容自体が暗号資産市場に直結しているため、ビットコイン価格との相関が非常に高いです。

- ブロック (Block / XYZ)
- 旧Square。決済サービス「Cash App」でビットコイン売買を提供しているほか、自社資産としてもビットコインを保有しています。

- マラソン・デジタル (Marathon Digital / MARA)
- 北米最大級のビットコインマイニング企業です。マイニングしたビットコインを保有し続ける戦略をとることが多く、BTC価格への感応度が非常に高いです。

注目銘柄:マイクロストラテジー (MSTR) の株価と買い時
「ビットコイントレジャリー企業」の代表格であるマイクロストラテジー(MSTR)について、もう少し詳しく見てみましょう。
株価の推移と特徴
マイクロストラテジーの株価は、ビットコイン価格の動きにレバレッジ(テコ)をかけたような値動きをするのが特徴です。
- 上昇時: ビットコイン価格が上昇すると、それ以上の倍率で株価が上昇することが多いです。
- 下落時: 逆にビットコインが下落すると、株価はビットコイン以上に大きく下落する傾向があります。
実際、2024年から2025年にかけての動きを見ると、ビットコインが調整局面に入った際には、株価はそれ以上に大きく調整(下落)しています。しかし、長期的にビットコインが上昇トレンドにある間は、驚異的なパフォーマンスを記録してきました。

買い時はいつ?
投資のプロやお勧めとしての助言はできませんが、一般的に以下のタイミングが注目されます。
- ビットコインの暴落時: MSTRはビットコイン以上に下落するため、ビットコインが「恐怖」で売られているタイミングは、MSTRにとっても安値拾いのチャンスとなることが多いです。
- NAV倍率の縮小時: 「保有しているビットコインの価値」に対して「株価(時価総額)」がどれくらい割高かを示す指標があります。これが歴史的な水準よりも低くなった時は、割安と判断されることがあります。
注意点: MSTRへの投資は、ビットコインそのものへの投資よりもボラティリティ(価格変動)が激しくなるリスクがあります。「ハイリスク・ハイリターン」であることを理解した上で、ポートフォリオの一部として検討するのが良いでしょう。
ビットコインだけじゃない?
「ビットコイントレジャリー」という名前ですが、ビットコインだけでなく、イーサリウム(Ethereum) などの他の暗号資産を保有している企業も存在します。
北米やカナダなどの市場では、ビットコインやイーサリウムを大量に保有するマイニング企業や、投資会社などが上場しています。 自分の投資したい暗号資産を保有している企業を探すことで、株式投資の枠組みの中で多様な暗号資産への間接的な投資が可能になります。
まとめ
「仮想通貨は詳しくないし怖いけれど、投資対象としては気になる」という方は、まずは証券会社の口座からアクセスできる「ビットコイントレジャリー企業」をチェックしてみてはいかがでしょうか。







