【実録】暗号資産の「テスト送金」全履歴とコインチェック・GMOコインの送金手数料比較

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【実録】暗号資産の「テスト送金」全履歴とコインチェック・GMOコインの送金手数料比較

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2020年8月に送金詐欺で0.12 BTCを失った際、私は騙されたと気づいた当日の2020年8月5日にコインチェックへ15万円を入金し、失った分と同じ0.12121 BTCを買い直しました。

この経験から、暗号資産を外部のウォレットや別の取引所へ移す際には、「最初に少額でテスト送金を行い、着金を確認してから残りの数量を送る」という2段階の手順を踏むようにしています。

ただ、当時のコインチェックの取引履歴CSVを振り返ると、テスト送金と本送金で2回に分けて送ることで、外部送金手数料も2回分かかるという課題がありました。実際の取引履歴データをもとに、安全な送金手順と取引所ごとの手数料の違いを整理します。

1. 2020年8月5日に15万円で0.12121 BTCを買い直した取引履歴

以下は、私のコインチェックの2020年取引履歴CSVに残っている、詐欺被害当日の入金・購入記録です。

日時操作通貨数量日本円増減当時の背景
2020-08-05 12:35:20入金JPY150,000円+150,000円0.12 BTCの詐欺被害に気づき入金
2020-08-05 18:25:12購入BTC0.12121 BTC-150,000円失った0.12 BTCと同量を買い直し

2014年にマイニングで手に入れた0.25 BTCのうち、半分の0.12 BTCを送金詐欺で失った直後の記録です。当時のレートは1BTC=約123万7,000円でした。

自分の不注意で失ったビットコインを現金15万円で買い直すのは痛い出費でしたが、保有枚数を元に戻しておきたいと考え、その日の昼に入金して夕方に0.12121 BTCを購入しました。

2. 6〜9分間隔で行った「テスト送金」のCSV履歴

0.12 BTCを失った教訓から、翌2021年にコインチェックから外部へ暗号資産を送金する際は、「少額のテスト送金 → 着金確認 → 本送金」の2段階を踏むようになりました。以下は2021年1月〜3月のCSVに残っている実際の送金ログです。

日時銘柄送金数量差し引かれた送金手数料送金の役割
2021-01-09 22:03:19XEM1.0 XEM0.5 XEM① テスト送金
2021-01-09 22:09:04XEM15,000.0 XEM0.5 XEM② 6分後に本送金
2021-03-03 23:00:39ETH0.01 ETH0.01 ETH① テスト送金
2021-03-03 23:09:47ETH0.412094 ETH0.01 ETH② 9分後に本送金
2021-03-08 23:06:59LSK10.0 LSK0.1 LSK① テスト送金
2021-03-08 23:15:36LSK392.38 LSK0.1 LSK② 9分後に本送金
2021-03-08 23:08:52IOST100.0 IOST1.0 IOST① テスト送金
2021-03-08 23:17:54IOST31,762.0 IOST1.0 IOST② 9分後に本送金
2021-03-12 17:12:11BTC0.16958638 BTC0.001 BTCBTCの外部送金

※CSV上の送金数量は手数料込みの数値で記録されるため、上記は実際に相手先へ届いた数量と手数料に分けて表記しています。

どの銘柄を送るときも、まず少額を送り、送金先で着金を確認するまで6分〜9分ほど待ってから残りの数量を送っています。ブロックチェーンの送金はアドレスやネットワーク設定を間違えると取り消しができないため、慣れている方でもこの2段階確認を行うのが安全です。

3. テスト送金で気づいたコインチェックの送金手数料コスト

ただ、上の表の「差し引かれた送金手数料」の列を見るとわかる通り、テスト送金と本送金で2回に分けて送ると、取引所に支払う送金手数料も2回分必要になります。

当時の履歴で特に負担が大きかったのが、イーサリアムとビットコインの送金手数料です。

  • ETHをテスト+本番で2回送った手数料:0.01 ETH × 2回 = 計 0.02 ETH
  • BTCを1回送った手数料:0.001 BTC
  • 日本円20万円を銀行口座へ出金した手数料:407円

2021年3月当時は1BTC=約600万円だったため、0.001 BTCの手数料は日本円で約6,000円相当でした。2回に分けると手数料だけで1万円を超えてしまうため、このときのビットコイン送金ではテスト送金を行わずに1回で送っています。

ビットコインやイーサリアムの価格が上がるほど、固定数量で設定されている送金手数料は日本円換算で大きくなります。

コインコ
コインコ

安全のためにテスト送金をすると送金回数が2倍になるから、送金手数料が無料の取引所を選ぶメリットが大きいんだね。

4. 外部送金や出金で「GMOコイン」を併用している理由

この送金手数料の経験から、外部への送金や日本円の出金を伴う取引で併用しているのがGMOコインです。

以下は、私が現在使っているGMOコインの実際の会員ホーム画面です。いざというときの送金手数料として、約1万5,000円の余力と約2万円分の暗号資産の計3万5,000円ほどを口座に置いてあります。

GMOコイン会員ホームの資産推移グラフ実画面
私のGMOコイン口座の資産推移グラフ画面。期間指定が最大1年間までという制限がある

実際にGMOコインを使っていて感じる、注意点とメリットの両方を整理しておきます。

GMOコインを実際に使って感じる注意点とメリット

注意点:上の画面にある通り、資産推移グラフに「※期間の指定は最大1年間です。」という制限があります。bitFlyerのように7年間の資産推移を1つのグラフで振り返るといった長期の表示はできません。

メリット:暗号資産の外部送金手数料が無料であり、日本円の即時入金・銀行出金手数料も無料です。また、取引所の板取引で指値注文を出せば、マイナス手数料によって取引手数料を受け取れます。

GMOコインのように送金手数料が無料の業者であれば、外部ウォレット等へ資産を移す際も、取引所に支払う送金手数料を気にせず「テスト送金 → 本送金」の2段階確認を行えます。

送金・出金手数料が無料!板取引も高機能

5. まとめ:取引所は「放置用」と「送金・板取引用」で使い分ける

私がコインチェックを2024年以降使わなくなった理由は、外部送金手数料や出金手数料、販売所のスプレッドといったコスト面にあります。

もちろん、銀行口座からの自動引き落としでビットコインを積み立てて長期保有する用途であれば、コインチェックは使いやすいサービスです。一方で、将来自分のウォレットへ送金したり、板取引でコストを抑えて売買したりするなら、GMOコインやビットバンクの口座もあわせて持っておくと用途に応じて使い分けられます。